職員室での自分の立ち位置は?次のステップに進みたい僕。

教育

もう春休みですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

本来なら、めちゃくちゃ忙しいこの時期。新型コロナウィルスによって休校になり、いつもとは少し違います。いつもよりこれまでの自分をふり返ったり、来年度のことをしっかりと考えることができています。反対に家庭では子どもが家にいて、困っている方もおられるでしょう。リモートワークが進んでいるとニュースで聞くと、「子どもが家にいて、仕事ができるのかな?」と心配になります。(学校現場ではリモートワークに全くと言っていいほど対応していなくて、経験できていないからなだけかも?)


そんな中、校内の研究をどうしていくか、反省をもとに話し合う場が設けられました。

どの先生も他人事でなく、当事者意識をもって話し合いに参加しいていました。1年間付き合ってきたけど、こうしてみんなで自分の教育観だったり、学習観を話し合う機会はなかったから、とても新鮮な感じがしました。 「どんなことをしていこうかな?」「みんなでどんなことができるかな?」と、ワクワク!

ワイワイ
ワイワイ

研究の反省のみんなの意見をまとめ、そこから自分の考えもまとめて文章に打ち出した。それが18日(木)のこと。うん、スピード感をもって動けている!えらい、自分!!(自己肯定感高め


ところが、それを、研究主任の方に渡すことができなかった…。「引かれたらどうしよう。」という気持ちが二の足を踏ませてしまったのです。

これまでの自分は「フォロワー」であり職員間の「バランサー」であったと自分では思っています。(ただ「フォロワー」といっても、前の職場では、何にでも流されているのでなく、頑固なところもある人、と認識されていたみたいなので少し微妙ですが(^^;)「あなたの一言・雰囲気に救われた。」と数人の人から言ってもらえたので「バランサー」としての役割を果たせていたと思っています。)自分が前に立つことはしていませんでした。教室以外では。


ワイワイ
ワイワイ

それは、どうしてか考えてみたら、2つの理由が思いついた。


一つ目は、自分に自信がなかったこと。幸いなことに、これまで頼れる先輩先生と学年を組む機会が多く、自分を出す必要がなかったのです。「いろいろと教えてもらったり、助けてもらうばかりで申し訳ないなぁ。」と思うこともありました。そして、いつも「テストの平均点」や「学級の雰囲気」を他のクラスと比較してしまい、負い目を感じてしまっていました。

二つ目は、大人の関係(雰囲気)を良くしたかったこと。初任の時に、隣の先生が学級崩壊により体調を崩され、倒れる出来事がありました。その時の他の先生の対応が冷たく感じました。「自分にできることは何だろう?」と考えました。大人の仲が悪くて、よい教育はできないですよね。そこで、「上手くいかなかった時に見捨てるような集団にはなりたくないし、したくない。だから、みんなが良好な関係になれるように、つなごう。和まそう。」と考えて行動してきました。自分の主張は二の次でした。


こうして、ブログを始めたのに、現実社会で動かないのは全く意味がないことは分かっているけど、一歩が踏み出せなかった。ここで、僕のとれる選択肢を3つ考えてみました。

①研究主任に渡して、来年度の方向を一緒に考えていきたい旨を伝える。
   →まずは、1人の人に自己開示しよう。万里の道も一歩から。
②研究主任だけでなく、全員に配布して、自分の考えを知ってもらう。
   →みんなで自分の考えを足場にして考えることからスタートしてもらえたら、
    もっといいものができるはず!
③自分だけのテーマとして、心に秘めておく。
   →波風立てず、穏やかに過ごせる。


ただ、様子を見ているだけでは何も変わらない。恐れていても何も始まらない。子どもたちに求めることは自分も率先してやっていく。じゃないと、子どもに言う時に薄っぺらい言葉になってしまう。教育現場をよりよい方向に動かしていく一人になる。傍観者ではなくて。

こうして書くことで自分を奮い立たせている。月曜日には渡そう。①は達成しよう。②に関しては新体制が始まる時か、研究会の初回までに目を通してもらえるように配布しよう、と今は思っている。

ワイワイ
ワイワイ

あなたなら、どうしますか?どうしていますか?

新年度、僕の職場にも、きっと新しい人も入って来られるでしょう。安心して話し合えるように、会議のグランドルールも確認していきたいところです。もう一度、ちょんさんが書いている「学校が元気になるファシリテーター入門講座」を読み直してみようと思います。子どもも大人も同じ!

そして、こんな興味深い本も発売されるそうです。今の僕にぴったりです。読みます!

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