この本が出版されてすぐに、筆者のダン・ロステインが京都に来ました。そして、ワークショップが開催されました。そのときに、僕も管理職にお願いをして、このワークショップんい参加させてもらいました。そこから、授業に取り入れてみたけど、何だか上手くいかない・・・。
1年間に数回取り入れるけど、単発で終わってしまっていました。
オンラインサークルの仲間の「『質問づくり』の本を読んだんですけど、ちょっとよく分からなくて。」の声から、みんなで体験してみることに。(ちなみに、8名の参加者のうち、この本を読んだ事がある人が7人、うち実践したことある人が数人。)
今回は、オンラインでどのように「質問づくり」にチャレンジしたか、そして、気を付けるポイントについて記録しておきたいと思います。
【使用したツール】
☑zoom
☑googleスライド
まずは当たり前ですが、「zoom」です。
これで全国各地の人と話し合うことができます。新型コロナが流行していても関係ありません。時間と場所と気持ちさえ整えれば、学ぶことができます。資料の共有も簡単にできます。終わるまでずっとつなぎっぱなしです。
まず初めに、全体で「googleスライド」を共有します。(Microsoftの「PowerPoint」とほとんど同じです。)この「googleスライド」は、リンクを知っていれば、誰でも見ることができます。また、設定でリアルタイムに同時に作業することも可能です。チャットにリンクを貼り付けて見てもらいました。(事前にリンクを伝えておいて、見てもらってもいいですね。)
全体でスライドを見ながら、「質問づくり」の4つのルールを確認。その後は、記録係を決めてスライドに思いついた質問を記録していくなどの活動の流れの説明をしました。
今回は8名集まったので、4人ずつに分かれて進めていきました。
「zoom」には、「ブレイクアウトルーム」という機能があって、グループごとに分かれて話し合うことができます。無料版でも設定すれば使うことのできる機能です。しかし、まだ僕はこの機能をホストとして使ったことがないのでよく分かっていません。(今回は仲間にお願いしました。)
この機能を使うと、それぞれのグループで滞りなく活動ができているか把握しにくくなります。ホストはそれぞれのグループを移動して、のぞいていくことになります。「管理する」という頭で考えると使いづらいと思います。
全員でやっていくことも考えたのですが、メンバーが大まかに内容を理解していることと、実践したことがある人がいるので、自分がいなくても進めることができるだろうと判断しました。
「選んだ質問の共有」の時間も経験してほしいという気持ちもありました。これ、やったことがある人は分かると思うのですが、「へぇ~、そんな質問が出たんだ!」って楽しいです。
ブレイクアウトルームに分かれた後に、「googleスライド」で元データしか用意していないことに気付いて、すぐ集合(笑)
今回はコピーを急遽作って対応した。今回の学習を終えていろいろ考えたけど、グループ番号(名)を決めておいて、それを題名に入れて保存をお願いするのが良いと思います。
こんな風に、リアルタイムで打っているのも見ながら作業するので、離れていることを感じることはあまりなかったです。教室でグループにあるミニホワイトボードばかりを見ていて、周りがあまり見えていない時のような感じ。
この後、優先順位を決め始めたところで時間切れ。時間設定は、グループに分かれてから、25分間。もう一つのグループは、言い換えくらいで終わっていた。
このオンラインサークルの時間設定が2時間程度(あと、家庭で自分の使わせてもらえる時間も)なので、もう少しやりたい気持ちもあるけど、ここで終わりにした。
全体で、どこまで進んだかのシェアと、やってみた感想をシェアしていった。ここから、自分の中で考えが進んだ感じ。冒頭で言っていた「単発で終わってしまう理由」についても考えることができた。これについては別に、改めて残したいと思った。
今回、読み直すことで、新たな発見(というより、自分の考えの変化や引っかかりが増えたということかもしれないけど)があった。とても、良い本です!
オンラインでも、「質問づくり」はできます。ぜひチャレンジしてみてください!
テンプレートのスライドができたから、質問の焦点を打ち換えるだけで、繰り返し使える!やってみてよかった!
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